Java SE 17 Gold (1Z0-826-JPN) 試験とは? 合格率・難易度・勉強時間・就職での評価
Stream API・並列処理・モジュールまで問う、Java 資格の上級
情報の確認日: 2026-09-22
Java SE 17 Gold (1Z0-826-JPN) 試験の概要
Java SE 17 Gold は、Oracle が実施する Java 認定資格の上級にあたる資格で、正式名称は「Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 17」です。公式には「設計者の意図を正しく理解して独力で機能実装が行える中上級者向け資格」と位置づけられ、選択問題 60 問・90 分で、合格ラインは 65% です。
Silver が Java の文法とオブジェクト指向の基本を問うのに対し、Gold では、コレクションとジェネリクス、ラムダ式と関数型インタフェース、Stream API、モジュール・システム、並列処理、ファイル I/O、JDBC、ローカライズと、実務で使う標準 API を幅広く深く問います。出題される API は Java SE 17 ベースです。
日本語版の試験 (1Z0-826-JPN) は 2025 年 2 月に始まった比較的新しい試験で、Gold SE 17 に認定されるには Silver (SE 17、または SE 11・8・7) の資格を持っていることが前提です。Java 開発者としての実力を示す資格として、Silver の次の目標にする人が多い資格です。
こんな人におすすめ
- Silver に合格し、次の目標を探している Java 開発者
- ラムダ式・Stream API・並列処理など、実務で使う API を体系的に身につけたい人
- 転職や社内評価で、Silver より一段上の Java のスキルを示したい人
- Gold SE 11 以前の資格を持っていて、SE 17 に移行したい人
試験情報 (受験料・試験時間・出題数)
- 試験番号
- 1Z0-826-JPN
- 関連資格
- Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 17
- 対象バージョン
- Java SE 17
- 出題形式
- 選択問題
- 試験時間
- 90 分
- 出題数
- 60 問
- 合格ライン
- 65%
- 実施団体
- Oracle (日本オラクル)
- 受験方式
- Pearson VUE のオンライン受験 (自宅など) またはテストセンター日本語試験は「受験チケット: Oracle認定資格ピアソン VUE 配信監督付き試験用」を購入して申し込みます
- 受験料
- 37,975 円 (245 米ドル) が目安2026 年 1 月時点の参考額 (プロエンジニアの記事による)。ドル建てのため為替で変わることがあり、申し込み前に公式サイトで最新額を確認してください
- 前提資格
- Silver SE 17 (または SE 11・8・7 の Silver)Gold SE 11 以前・Java SE 6 Programmer の資格を持っている場合は、1Z0-826 の合格で Gold SE 17 にアップグレードできます
- 有効期限
- 更新の仕組みなし合格した資格は失効しません
試験内容・受験料は変更される場合があります。申し込み前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
合格率
非公開 (推定 30〜50%)
公式には非公開 (推定)
Oracle は合格率を公表していません。学習サイトや合格体験記では 30〜50% 程度と推定されることが多く、Silver より明らかに難しい試験と受け止められています。ただし、これは公式の数字ではなく推定です。
合格ラインは Silver と同じ 65% (60 問中 39 問正解) ですが、出題範囲が広く、API の細かな仕様やコードの実行結果を正確に読み取る力が求められます。不合格の体験談では、「並列処理とモジュールが手薄だった」「ひっかけの選択肢に引っかかった」という声が目立ちます。
難易度と勉強時間
難易度
●●●●●中級〜上級
- 勉強時間の目安: Silver 取得済み・実務経験あり
- 約 50〜100 時間
- 勉強時間の目安: Silver 取得済み・実務経験が少ない
- 約 100〜150 時間
- 勉強時間の目安: Silver 取得直後・実務経験なし
- 約 150〜200 時間
勉強時間は、Silver に合格していて実務経験がある人で 50〜100 時間、Silver に合格した直後で実務経験がない人は 150〜200 時間程度が目安と言われます。Silver の知識が前提になるので、Silver の内容があいまいな場合は、その復習の時間も見込んでおきましょう。
難易度は、IT 資格の中でも上位の部類とされます。範囲が広いうえに、「このコードはコンパイルできるか」「どの例外が発生するか」といった細部の仕様が問われるので、API を知っているだけでは得点につながりません。
つまずきやすい分野は、①Stream API (中間操作・終端操作の評価順、Collectors) ②並列処理 (ExecutorService・synchronized・並列コレクション) ③モジュール・システム (module-info の宣言、自動モジュール・無名モジュール) ④ジェネリクスのワイルドカードです。
難易度や勉強時間は、公式情報と受験者の体験談をもとにした目安で、個人差があります。
合格したら? 就職・転職と社内での評価
就職・転職での評価
Java を使う開発会社への転職で、Silver より一段上のスキルの証明になります。求人では「Java Silver 以上」「Gold 歓迎」と書かれることがあり、Gold を持っていると、標準 API を使いこなして自分で機能を実装できることを示せます。
Silver は未経験者でも取得を目指す人が多い一方、Gold は取得者が少なく、差別化の材料になりやすい資格です。面接では、資格に加えて、Stream API や並列処理を使って何を作ったかを説明できると説得力が増します。
履歴書には正式名称 (Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 17) と取得年月を書きます。Silver も併記すると、段階的にスキルを高めてきたことが伝わります。
企業内での評価 (資格手当・研修・昇格)
IT 企業や SIer では、資格取得支援制度 (受験料の補助・合格報奨金・毎月の資格手当) の対象に Java Gold を含む会社があり、Silver より金額が高く設定されていることもあります。金額や対象は会社ごとに異なるため、自社の制度を確認してください。
客先常駐 (SES) やプロジェクトへのアサインでは、スキルシートに Gold を書けることが、設計を理解して独力で実装できる人材であることの材料になります。昇格の要件に上位資格を含める会社もあります。
資格は実務経験の代わりにはなりません。ただし Gold の学習で身につく Stream API・並列処理・ファイル I/O などは実務でそのまま使う知識なので、資格の取得そのものより、学習を通じて得られる理解に価値がある資格だと言えます。
履歴書への書き方
- 正式名称
- Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 17
- 記載例
- 20XX年XX月 Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 17 合格
- 対象バージョン (SE 17) を含めて書くと、新しい Java に対応したスキルであることが伝わります。
- 前提となる Silver も、取得年月とあわせて1行ずつ書くと、段階的に学んできたことが伝わります。
- 履歴書に書く際は「Oracle 認定 Java プログラマ Gold SE 17」と日本語で書いても問題ありません。
よくある質問
Java SE 17 Gold の合格率はどのくらいですか?
Oracle は公表していません。学習サイトや体験記では 30〜50% 程度と推定されることが多く、Silver より難しい試験です。合格ラインは 65% です。
Silver に合格していなくても受験できますか?
公式の認定パスでは、Gold SE 17 の前提資格は Silver SE 17 (または SE 11・8・7 の Silver) です。Gold の資格として認定されるには Silver の資格が必要なので、先に Silver を取得してください。
Java Gold の勉強時間はどれくらいですか?
Silver に合格していて実務経験がある人で 50〜100 時間、Silver に合格した直後で実務経験がない人は 150〜200 時間程度が目安と言われます。
Gold SE 11 を持っています。SE 17 に移行できますか?
はい。Gold SE 11 以前 (SE 7・8 を含む) の資格や Java SE 6 Programmer の資格を持っている場合は、1Z0-826 試験に合格すると Gold SE 17 に認定されます。
SE 11 Gold の参考書で勉強できますか?
出題範囲や API のバージョンが異なるため、SE 17 (1Z0-826) 対応の教材を使うことをおすすめします。
受験料はいくらですか?
2026 年 1 月時点で 37,975 円 (245 米ドル) が目安とされています。ドル建てのため為替で変わることがあるので、申し込み前に公式サイトで最新額を確認してください。
次に目指す資格
- Java SE 17 Silver — Gold の前提資格です。Gold の学習で基礎があいまいだと感じたら、Silver の範囲を復習しましょう。
- Python 3 エンジニア認定基礎試験 — Java 以外の言語も身につけたい人には、Python の入門資格もあります。
出典・参考
- Oracle University 日本「Java SE 17 Programmer II (1Z0-826-JPN) 試験」
- Oracle University 日本「Java SE 17 認定資格」(認定パス・FAQ)
- プロエンジニア「難易度別 Oracle 認定 Java プログラマの試験概要と、おすすめの参考書」
- IT Engineer Log「Java Gold の難易度は正直どのくらい?」
- インプレスブックス「徹底攻略 Java SE 17 Gold 問題集[1Z0-826]対応」
- 翔泳社「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Gold SE 17(試験番号1Z0-826)」
この記事は上記の公開情報をもとにした独自の要約です。合格率などで「推定」とあるものは公式の数字ではありません。 この問題集はOracleが提供・公認するものではありません。 Oracle と Java は、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。